ジョルジュ・メリエスの「月世界旅行」
(月世界旅行/YouTubeより)
以前の記事で、シネマテーク・フランセ-ズの展示について記載しました(2018年5月9日付)。
その時のジョルジュ・メリエス(1861~ 1938年)の『月世界旅行』(1902年)に関する展示(衣装など)が印象に残っていましたので、改めて映像をみてみました。
この映画は「世界初の映画監督」による「世界初のSF映画」や「世界初のストーリー映画」と言われております。
(Marie Georges Jean Méliès /Wikipediaより)
元々マジシャンであった彼は、奇術やトリック、つまり「特殊撮影」に大きな興味がありました。このことが後のこの作品へと繋がっている。
14分の中に30のシーンと特殊撮影が盛込まれており今観ても楽しめる。当時の人たちは夢中になって観たのではないだろうか。多重露光を用いた最後のシーンでは地球に帰還する「オチ」も面白い。
0コメント