NIZO 136XL with KODAK Ektachrome 100D

先日入手したNIZOの写真集(2019年2月18日付記事)をみているうちに、気づいたら「NIZO 136XL」を入手していました。

136シリーズは「136」「Special 136」「136XL」の3機種がありコンパクトなシリーズです。

なかでも「136XL 」は後期型(~1975年)で明るいレンズ※とシャッター開角度220度の「XLタイプ」のカメラです。

デザイナーはRobert Oberheim(1938-)、ブラウン社の70年代のシンプルかつ機能的なデザインは好感が持てます。また「シルバーボディ」が特徴です。

キヤノンの80年代の最終機「AF310XL」や「AF310XL-S」は恐らくNIZOのカメラの影響を受けたデザインだと推測しています。

使用してみての印象は、

・つくりがしっかりしている。

・フィルム走行が安定している(コンディションにより個体差があります)。

・グリップの折畳み機構がユニーク。

・操作系統のデザインが優れており、使用(所有)していて心地よいです。

フィルム室内は、感度設定用のプッシュボタンが1つなので40T(25D)/160T(100D)に対応、フィルター解除キーが付いています(写真)。

新しいリバーサルフィルム「EKTACHROME 100D(7294)」にも対応しているカメラです。

※このレンズは「F1.8」のため(F1.4より明るくはなく)「XLタイプ」と呼ばない場合もあります。


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