シネマテーク・フランセーズ

(建物外観/ベルシー公園)

12区のベルシー公園の中にあるこの施設は、映画遺産の保存を目的とした文化施設。

映画や制作にかかわる資料の保存や修復の他、古い映画の再上映、歴代の映画監督や俳優の回顧展等を企画している。

(シネマトグラフ※/リュミエール兄弟・1895年) 

常設展示では、 フィルム、衣装、資料、初期のカメラや機材、セット、ポスターなど、映画に関する膨大なコレクションを所蔵している。 

世界初の実写映画の作成と映画の商業公開と言われる複合映写機「シネマトグラフ」(リュミエール兄弟が発明・1895年)の展示や、世界初のSF映画「月世界旅行」(ジョルジュ・メリエス監督・1902年)の紹介、「メトロポリス」 (フリッツ・ラング監督・1927年) で使われたロボット、「風と共に去りぬ」(ヴィクター・フレミング監督・1939年)で主演のヴィヴィアン・リーが着た衣装、「サイコ」(ヒッチコック監督・1960年)の小道具などが展示してあり映画好きにはたまらない施設です。

(『大人は判ってくれない』/野口久光作ポスター・1959年) 

※展示室内部は写真撮影禁止のため、公式カタログから引用しました


(建物データ)

シネマテーク・フランセーズ( Cinematheque Francaise Musee Du Cinema) 

設計  : フランク・オーウェン・ゲーリー (2005年オープン)

住所  :51 rue de Bercy 75012 Paris 

営業時間:12時~19時(日曜のみ 10時~20時) 

定休日 :火曜日 アクセス:メトロ6・14号線の「Bercy」駅下車、徒歩約5分。  

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