ユーゴスラヴィアのシネマ・クラブ
(上映会の資料より)
3/1(金)にイメージフォーラム渋谷で開催された『実験の地形図:ユーゴスラヴィアのシネマ・クラブ』に行きました。
12作品が上映された。1950年代~80年代の「映像の変遷」がわかりやすく選出されたプログラムでした。
50年代の兵士と捕虜、60~70年代の米英のポップカルチャーの影響、80年代後半の社会主義が崩壊に向かう不吉な時代背景が、登場人物や映像・サウンドにあらわれていました。
閉鎖的な社会状況が反映された映像を想像していましたが、意外とオープンな印象があり驚いた。また撮影技法への新たな試みが感じられる映像があり興味深かった。
上映後にトークショーがあり、 シネマ・クラブの歴史や現状、クラブ間のコミュニティなどの話しがあった。
日本において、情報が少ない国の映像をみることが出来た有意義な時間でした。
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