エクス・マキナ

シネクイント(渋谷)で映画館復活記念として3日間(8/9〜11)上映された『エクス・マキナ』(2015年/イギリス/監督・脚本アレックス・ガーランド)をみた。

タイトルは「機械によって」という意味である。この映画は「アカデミー視覚効果賞」他数多くの賞を受賞している。

「現代」を舞台に「人工知能」や「検索エンジンによる個人情報収集や利用」といった最新技術をテーマにしたミステリアスな内容で、美しい映像が映画全体に独特の緊張感を醸し出している。

撮影地はノルウェーの「ジェヴェ・ランドスケープ・ホテル」と「サマーハウス(邸宅)」(共にイェンセン・アンド・スコドヴィン設計)、ロンドンのパインウッド・スタジオが使われている。スタジオ撮影では蛍光灯の代わりに大量のタングステン電球を用いることで独特の雰囲気に仕上がっている。

上映当時、出会い系のアプリ「ティンダー」を用いたプロモーションや主人公が勤務する「ブルブック」社の公式サイトが出現するなど広告方法もユニークだ。

日本での供給協力が「パルコ」ということも面白い。

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