TECHNOLOGY~新映像体験

(日本語訳/映画館で配布)

先日の『KUICHISAN』(2011年)に続いて、 遠藤麻衣子監督の最新作『TECHNOLOGY』(2016年)をみにいった。

映画を読み解く上で重要なキーワードがある。「音」「言葉」「神話」「動物」「月」「東洋と西洋」「自然と文明」などである。「音」に関しては「音声・音楽・ 騒音」に分類できる。これらをとても緻密に映像に組み込んでいる気がしました。 遠藤監督の新しい感覚や感性が溢れる魅力的な作品となっている。

批評誌「ヱクリヲ」のインタヴューやWEB掲載記事が大変興味深い。「ギュスターヴ・モロー(1826–1898)」や「ジョルジュ・メリエス(1861 - 1938)」が出てきたときには驚きましたが参考になりました。

2つの作品に共通する「映像の質感」は何だろうかと思っていたところ、監督がロケハンのリサーチ撮影を「Super 8」などを用いているとの記載があり納得しました。

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