KODAK Super 8 Camera~音声編
(プロトタイプ、脱着式の専用マイク)
①新しい時代の8ミリフィルムのサウンドとは
以前のレポート「KODAK Super 8 Camera~インターフェース編(その2) 」(2018年1月18日付記事)では、入出力端子について『音声入出力仕様に拘っている印象がある』とお伝えしました。
米コダック社のプロモーション映像『Super 8 Ecosystem』(2018年3月24日付記事)は、「KODAK Darkroom」という現像~データ作成(テレシネ)まで1ヶ所で行うウェブサイトのサービス概要を紹介しており、撮影時の音声データ(WAVファイルフォーマット)は、最終的に映像と合成させた動画が作成できるシステムになっているようだ(詳細は不明)。
(「Super 8 Ecosystem」より)
②サイレントVSトーキー
現代における「映像」を考えた場合、「サイレントムービー」のみでは弱点と考えるのは当然です。勿論現像後の編集で音声データは挿入可能であるが、手間や時間がかかったり挿入タイミングが難しい側面がある。今回の開発にあたってはサウンドについて議論や対策を検討したと推測する。
(「KODAK Darkroom」のウェブサイト)
③映像と音声の同期が可能?
「KODAK Darkroom」 プロモーション映像ではコダック社のオリジナル編集ソフトを使用し、撮影時の音声データ(WAVファイル)をスマートフォン等に連携させている(Wi-Fiを使用するのだろうか)。更にクラウド上に音声データをアップし、現像後のフィルムの映像と合成させていることがわかる。
(イメージ画像/コダック社HPより)
④新しい時代の8ミリカメラ
このように「新コダックスーパー8カメラ」は単に8ミリカメラを復活させるだけではなく、新しい機能(試み)も盛込まれている。音声データを挿入(同期)することが出来るとなると8ミリフィルムとしては、更に楽しいですね。このカメラは過去の8ミリカメラとは全く別なカメラとも言えます。ますます期待が膨らみますね。
相変わらず更新情報が少ないことが残念です。
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