森紅・服部茂作品集

先日の東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・中央区京橋)での上映企画『発掘された映画たち2018』で初めてお二人の名前を知りました。  

昭和の初め(1930年代)に、9.5mmのパテ・ベビーで制作している。復元された映像のクオリティはどれも高いものであった。改めて「フィルム」は優秀なメディアであることを知った。 

森紅(もり・くれない)氏は身近な家族を題材にした作品。100年近く前の当時の出来事が画かれており「ホームムービー」とも言える映像である。 服部茂氏は劇仕立ての作品で一見ドタバタチャンバラ劇にも思えるが、脚本があり時代背景や当時の撮影技術を考慮すると大変興味深い映画作家である。 

上映前に関係者(発掘者?)からのお話しを聞く時間があった。作品の中にはネットオークションに出品されていたものもあったとのこと、面白い。

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