ファインダーの違い



「キヤノン514XL」と「キヤノン310XL」は同じ外観をもつが、ファインダーをのぞいた際の印象はだいぶ異なる。さらにサウンドタイプ「514XL-S」や上位機種「814XL-S」になると表示情報が多くなる(図は当時のカタログより)。

 中でも「キヤノン514XL」は、コンパクトであるにも拘らず表示情報が多く個人的に気に入っている。特にファインダー中央の円形内の上下像を一致させる距離計の操作方法は、現在の自動焦点カメラと違う操作感覚が楽しい。オートフォーカス式の「キヤノンAF514XL-S」は所有していないので是非のぞいてみたい。


 310XL:一眼レフ空中像式距離計なし<露出アンダー警告、フィルム給送確認マーク、バッテリーチ

    ェックランプ、マクロ切り換えマーク>

 514XL:一眼レフ式スプリットイメージプリズム距離計<絞り数値、高低輝度警告マーク、フィルム

    給送確認マーク、バッテリーチェックランプ> 

514XL-S:一眼レフ式スプリットイメージ距離計付き<絞り数値、露出警告マーク、フィルム給送確

    認、バッテリーチェッカー兼フィルム終了予告ランプ、録音レベル表示ランプ> 

814XL-S:一眼レフ式スプリットイメージ距離計付き<絞り数値、露出警告マーク、フィルム終了予告

    兼フィルム終了(ENDマーク)/フィル給送異常/電源電圧低下表示、手動絞り(LED)、録音レベ

    ル(LED)、フーテージ表示(指針)> 

    ※< >内はファインダー情報

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